スマホ使いすぎでこんなことが!?

- update更新日 : 2020年12月19日
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こんにちは。院長の後藤です。
当院では肩こりや頭痛で来院される方は多くいますが、やはりパソコンやスマホを使う時間が多い方や仕事で長時間使用しなくてはいけない方が多く見受けられます。
そんな方はスマホ症候群になっているかもしれません。

スマホ症候群で起きる症状とは・・・

1,首の症状

  • ストレートネック
    首は頭の重さを支えるために緩やかなカーブになっていますが、長時間のうつむき姿勢が首の骨を変形させカーブがなくなることで、周囲の筋肉に負担がかかり、首や肩・背中が凝って、頭痛などが起きることもあります。

2,肩の症状

  • 巻き肩・ねこ背
    長時間同じ姿勢をとることで、筋肉に負担がかかり肩・肩甲骨周りが凝り固まることで、肩甲骨や腕の付け根の筋肉が前方に出た状態で固まってしまいます。巻き肩やねこ背はひどい肩こりが起きる原因にもなります。
    また姿勢が悪く胸が大きく広がらないため、呼吸が浅くなり、息苦しさや身体のだるさを感じることがあります。

3,目の症状

  • 眼精疲労・視力低下・ドライアイ
    小さな画面を長時間見ることで、目が疲れる・かすむなど様々な症状が出てきます。1週間以上続くようであれば、眼精疲労の可能性があります。
    またピントを調節する筋肉(毛様体筋)が疲労したり、目に入る光を減らすために瞳孔を縮める筋肉(虹彩筋)を使ったり、集中してまばたきが減ることで涙の分泌がを減るために、疲れ目やドライアイになってしまいます。

4,自律神経の症状

  • 頭痛・吐き気・めまい・不眠
    スマホやパソコンを長時間同じ姿勢で使用し続けることで、筋肉がこり、そのコリが取れないことで血流が悪くなり、筋肉の衰えや減少に繋がります。
    さらに、首や肩の凝りが強くなることで、頭痛や吐き気・めまいなどが起きることがあります。また、長時間目から光刺激が入ってくることで、脳が刺激され交感神経優位の状態が続いてしまい、不眠や動悸といった自律神経の症状が起こります。悪化するとイライラや憂うつといった神経症状が起きることもあるので注意が必要です。

 

気づいたら早め早めの対処が大切です!!

スマホ症候群は生活や仕事の中にある悪循環が続くことで更に悪化してしまいます。
何もしなければ良くなるどころか、悪化していくだけです。
まずは使用時間を減らし、就寝の1時間前には使用を避けましょう。
さらにストレッチや適度な運動を行い、血流を良くすることもとても良いです。